Pub Antiquarian 『新青年』研究会のブログ

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『新青年』趣味16号、明日発売

※『新青年』趣味16号は、明日11月23日(月・祝)に第二十一回文学フリマ東京の会場で販売されます。


・頒布予定

●第二十一回文学フリマ東京

期日 2015年11月23日(月・祝)

時間 11:00〜17:00

会場 東京流通センター 第二展示場(2F・Fホール・カ-60)

https://c.bunfree.net/c/tokyo21/2F/%E3%82%AB/60

   
アクセス 東京モノレール流通センター駅」徒歩1分

http://bunfree.net/?%C3%CF%BF%DE     


※皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

盛林堂書房さんでは、11月24日(火)午後から販売されます。

※なお、アマゾンへの掲載は12月中旬を予定しております。

※たくさんのご来場を誠にありがとうございました(11月30日記)。


・『新青年』趣味 第16号  表紙 西山彰「乱歩幻視」



Contents(A5判・354ページ)

特集・江戸川乱歩 谷崎潤一郎

江戸川乱歩未発表原稿「独語」    落合教幸 浜田雄介

夢野久作未発表草稿「大下宇陀児江戸川乱歩会見印象記」 ー翻刻と解題ー  大鷹涼子

海野十三江戸川乱歩小栗虫太郎木々高太郎「明日の探偵小説を語る座談会」(再録)  沢田安史

反暗号小説としての「二銭銅貨」   横井司

曲線・陰影・プラトニズム ―一九二〇年代の谷崎潤一郎江戸川乱歩「陰獣」の交錯、あるいは奇妙な「類似」について―  柿原和宏

江戸川乱歩平林初之輔の見た上野動物園    平山雄一

江戸川亂歩と同時代の作家たち ―探偵趣味の會をめぐる出会いや交友関係―   中島敬治

「本陣殺人事件」における乱歩作品の影響    村上裕徳

「桜三吟」についての考察      村上裕徳

戦後の性風俗雑誌に現われる江戸川乱歩     黒田明

迷宮の入口 ―『乱歩万華鏡』序章―       八本正幸

〈乱歩シネマ論〉明智小五郎という男(3)    小松史生子

笑う黒蜥蜴             猫神博士

プロバビリティーなりや?       山口政幸

探偵小説としての「鮫人」      村上裕徳

女優の創造 ―谷崎の「演出」と「演技」―    島村匠

谷崎潤一郎における異常性愛趣味 ―江戸川乱歩大坪砂男との繋がりを含め―   天瀬裕康

         *

岩田準一「蒼ざめる部屋」 ―解題と再録―    森永香代

森下雨村と「軽い文学」       湯浅篤志

殺人における独創性   ジョージ・R ・シムズ  平山雄一

ルポ「探偵作家・平沼太郎」第一回        島村匠

黒岩涙香『無惨』論         蓮見洋介 

横道通信 会員の近況 


※『新青年』趣味16号の印刷・製本は、緑陽社様が行っております。